大学卒業前に、人生を変える旅へ ~東京からカイロへ飛び立った1日目~
大学を卒業する前に、自分を変えたい。
ずっと他人任せにしてきた人生。この世界一周の旅を、自分を変える転機にしたい――そんな想いで、僕は一人で東京からカイロ行きの飛行機に乗り込んだ。
出発までには、飛行機の手配、ホテルの予約、ビザの準備など、やらなければならないことが山積みだった。でも不思議なことに、それらは全く苦ではなかった。むしろ、旅への期待感がすべての準備を後押ししてくれた。けれど、いざ空港に着き、飛行機が離陸すると、胸の中に押し寄せてきたのは別の感情だった。
不安、緊張、期待――すべてが混ざり合った感情の嵐。
本当にこれでいいのか? うまくやれるのか? 初めて自分で決断し、自分で動いたこの一歩が、これほどまでに大きな壁のように感じるとは思わなかった。それでも、僕はこの壁を越えたかった。これまで「楽な選択肢」を選び続けてきた自分に終止符を打つために。
ところが、飛行機が空に舞い上がった瞬間、その感情は一変した。
「自由だ。」
誰も知り合いのいない場所に向かう。やることが決まっていない毎日が待っている。この状況が、僕を精神的にも人間的にも解放してくれるような気がした。心にまとわりついていたしがらみやプレッシャーが、一つずつ剥がれていく感覚。
もし仏教が言う「輪廻からの解放」というものが、こんな感覚を伴うのなら、僕も一度くらい徳を積んでみようか――そんなことをふと思ったほどだ。
カイロまであと数時間。
僕の目の前には、まだ見ぬ世界が広がっている。どんな景色が僕を待っているのか、どんな人と出会えるのか。ワクワク感とちょっとした不安が入り混じる中で、僕は思った。
この旅が、僕をどれだけ変えるのか、それを確かめるために、まずは自分でこの第一歩を踏み出したんだ、と。
これからカイロで何が待ち受けているのか、そしてこの先の旅路でどんな人生を歩むことになるのか。次のブログでは、カイロでの初日の様子をお届けします。
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これから世界各地のリアルな体験をお届けしていきます。一緒にこの旅を楽しんでもらえたら嬉しいです。
『イエスマン』は人生のバイブル
私は映画を二度見ることは滅多にしないが、『イエスマン』は久しぶりに観たくなった作品である。
一度観た映画はプロットや結末までわかっているから面白くないと思っていた。マクドナルドはどこで食べても同じ味なように、映画も何度見ても同じテイストしか味わえない。そう感じていた私を今は呪いたい。
映画の見方は気持ちの状況によって変わるものだし、その気持ちによって学びが得られるものが違うからである。
『イエスマン』あらすじ
何事にも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール。 「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅され、 勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加する。“意味のある人生を送るための、唯一のルール”は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。カールは何事も否定せず「イエス」を連発する。
引用 filmmark
私は初め見た時はイエスをいう力、つまり何事にも前向きに挑戦していく力は人生を豊かにしていくということが大切であると感じた。
2度目を観た私は7割正しくて、3割間違っていると思う。
ノーと脳死で言っていたカールよりもイエスと脳死で言っていたカールの方がはるかに人生を楽しんでいる人間である。それは新たなことに挑戦するということが人生の深みであり、どんな経験がこの先に生きてくるかわからないからである。自分で全てを拒むよりも全てに挑戦する方が遥かに人生の幸福を感じることができるだろう。
しかしイエスと語り続けたカールは必ずしも幸福であったとは言えない。それはイエスとずっと言い続けることは対人関係においてノーと言い続けることとさほど変わらないからである。結局何も考えず決断を相手に委ねていることと変わらないため、結局相手頼みのつまらない人間に変わり無い。
カールのすごいところはイエスと絶対に言いながらも、自分のやりたいことはしっかりと持っていて、旅行を提案するなど自分から提案する芯のある人間であるということである。それがなければイエスのみの生活はあれほど幸せに直結しなかっただろう。
イエスというのは自分のやりたいことを見つけるのにすごく良い方法であると思うが、芯を持つということはそれとはイコールではない。芯を持つということは自分が何をしたくて、勇気を持ってその行動を起こすということなのではないだろうか。
ノーと常に言い続ける人間よりもイエスと言い続ける人間ははるかに幸せである。新たなことに挑戦することができるから。しかし、その挑戦で自分のやりたいことを見つけ、やりたくないことにノーを言える人間がはるかに幸せである。
イエスとはチャンスを呼び込む力である。ノーは望まない道から自分を救ってくれる力である。どちらかが欠けたら不幸せな道に繋がってしまうし自分で考えたバランスが必要である。
つまり、この映画の主題は自分の芯をしっかりと持って決断をするということの重要性なのではないだろうか。
新しいことに挑戦し続ける勇気とノーとしっかりと相手に伝える勇気どちらのバランスをとりながら自分のやりたいこと、それを遂行する勇気を持てる人間になりたいという自分への抱負をこめてこのブログを終えようと思う。